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冷却水は、国や地域に関わらず、多様な工場で広く利用されています。
製造プロセスにおいては、製品製造に必要な機器(例えば溶接機、レーザー加工機、高周波誘導加熱装置、恒温槽など)が発生させる熱を冷却することで、機器の保護と管理が求められます。
さらに、工場やビルの空調システムには、大量の冷却水を供給する循環システムが不可欠です。
これらの目的で一般的に使用される装置には、「チラー」と「冷却塔(クーリングタワー)」があります。
タイにおいても、日本と同様に「冷却塔」が冷却水の供給源として広く利用されています。
しかし、タイの一年を通じた高温多湿の気候では、冷却塔の水温が十分に下がらず、トラブルとなることがあります。
例えば、製造プロセス用途で25℃以下の冷却水が必要となった場合にこれを冷却塔で賄おうとすると特に暑季(タイでは3~5月)では、冷却塔の構造上、難しいと考えます。
(冷却塔の原理は、水に強風を当てる事で水が蒸発気化する際に奪われる熱で水温を下げます。しかしながら、冷却塔への戻り水温が湿球温度と同じ場合、水温はその湿球温度以下にはなりません。例えば、バンコク市内の4月の最高気温が35℃ですが、同月の平均湿度72%より湿球温度を計算すると30.45℃となります。この場合、冷却塔から出る水温は理論上30.45℃を下回る事ができません。)
また、水質と言う観点からも冷却塔は問題を孕み易い傾向にあると言えます。
タイの気候上、年中高温多湿の為に藻やアメーバ、細菌(レジオネラ菌)の発生がし易く水質の厳格な管理が必須となります。(定期的な薬品投入などの管理を怠ると水質の悪化から設備内冷却水回路の閉塞や錆などの問題が出る可能性があります。)
開放型冷却塔
開放型冷却塔イメージ
● 水温が上昇
・・・夏場は温度が下がり難くなります。
● 水の蒸発&濃縮
・・・水分が蒸発すると水の中の成分や汚れも濃縮され、水質の問題(スケール、藻や細菌の発生)⇒配管サビや詰まりなどのトラブルに
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チラーに入れ替える事で解決できます
チラーは一定温度の冷水を一定の流量で対象機器に送水循環する事が出来ます。
また、冷水が大気開放される事が無い『閉鎖回路』で循環されるので水質が影響を受け難い構造となっています。(参考ページ:パッケージチラーの仕組み)
☝チラーはタイで年間を通じて(温度や水質の)安定した冷却水を供給する事が出来ます。
0.5HPの小型空冷式から200HP以上の大型スクリュー式(水冷・空冷)まで、高性能ハイスペックな日本製トップブランドからお手頃なローカル製までお客様のご予算に合わせて様々なチラーシステムの提案が可能です。
お客様設備と1対1で使用する『スタンドアローン方式』から冷水源を集中管理する『セントラル方式』まで、お客様のご希望と環境に合わせて提案致します。
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