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ほとんどの工場では、エアーコンプレッサーが様々な機械やツールの動力源として、また切子飛ばし、水切り、塗装などの圧縮空気源として使用されています。
エアーコンプレッサーは周囲の空気を約8倍に圧縮し、圧縮空気として工場内のユースポイントに供給します。
ピストン式やスクリュー式などの種類に関わらず、空気を圧縮する際には元々空気中に含まれる水分も一緒に圧縮されるため、結果として圧縮空気中に水分がドロップレット(水滴)として現れます。
このような目に見える水分だけをフィルターで除去しても、圧縮空気中に含まれる水分量は元の空気と比べて相対的に高くなっているため、わずかな温度変化でも凝縮水が発生してしまいます。
水分(ドレン)がしっかりと除去されていない圧縮空気を使用すると、様々な問題が発生する原因となります。
圧縮空気がさまざまな用途で使用される際に、ドレン(水分)が除去されずそのまま供給されると、以下のような弊害が生じます。
圧縮空気を使用する機器やツール内に水分が混入し、内部や配管内でサビが発生し動作不良の原因になる
製品に吹き付ける際に水分が付着し、不良品の原因となる
塗装時の品質が低下する
このような問題を防ぐためには、圧縮空気中の水分量を適切なレベルまで下げる必要があります。
エアーフィルターだけでは、目に見えない水分を十分に除去することはできません。
冷凍式エアードライヤーを使用することで、圧縮空気の温度を一旦下げて水分を凝縮させて取り除き、さらに元の熱で再加熱することにより、相対湿度を低くし、より乾燥した空気として供給します。
エアードライヤーを通して吐出された圧縮空気は、露点が下がったクリーンな空気となり、安心して使用できます。
一般的な用途では冷凍式エアードライヤーが使用され、圧力下露点として約10℃が目安とされています(用途によっては3℃や5℃が望まれる場合もあります)。
露点10℃とは、その空気が10℃以下に冷やされない限り理論上は凝縮水が発生しないことを意味します。
また、医薬品、半導体、化粧品などの特殊な用途では、さらに低い露点(-20~-40℃)が求められます。この場合は乾式(デシカント式)ドライヤーが使用されます。
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